200ドルプランでも足りない!!Claude CodeにハマったAI素人の全記録(ep.79)
おちつきAIラジオ 第79回(EP.079)/配信日: 2026.06.19/再生時間: 01:33:43
この回の概要
今回は「Claude Codeの使い方基礎」を扱う回です。収録直前にClaude Codeを導入したかねりんに向けて、AIエンジニアのしぶちょーが基本操作をレクチャーします。この回を聴くと、CLAUDE.mdの役割、モデルやモードの切り替え方、スマホからのリモート操作、サブエージェント、スキルといったClaude Codeを使いこなすための基礎知識がわかります。
かねりんは収録数日前にClaude Codeを導入し、いろいろなプロジェクトのデータを一箇所に集約し、進捗更新も自動反映される環境を作り始めたと語ります。以前はGeminiで文字起こしや音声分離を試みてエラーに苦しんでいましたが、Claude Codeにアプリを作らせることで、複数音源の文字起こしと話者分離をローカルで完全自動化できたというエピソードが紹介されました。プランも200ドルプランまで上げたと明かし、しぶちょーも驚くほどの使い込みぶりが語られます。
しぶちょーはまずCLAUDE.mdについて解説します。CLAUDE.mdはClaude Codeにおけるプロジェクトのメモリーファイルで、そのプロジェクトのルールや仕事の仕方を書いておくものです。長くても200行程度に収めるのが望ましく、書きすぎない方がよいとされました。プロジェクト直下に置くとローカル優先で読み込まれ、CLAUDE.mdがない場合はインストールフォルダ直下のグローバル設定が読みに行かれる仕組みも説明されました。既存のプロジェクトに後からCLAUDE.mdを作りたい場合は、スラッシュコマンドの「/init」を使うと、ファイル構成を読み込んで自動生成してくれると紹介されました。
続いてモデルとモードの切り替えが取り上げられました。モデル切り替えは「/model」、思考の深さはエフォートとしてlow、medium、high、xhigh、maxが選べ、さらに長時間自律的に動くUltrathinkというモードもあると説明されました。かねりんは基本的にOpusのMax、エフォートもMaxで動かしていると答えます。またShift+Tabで切り替えられる実行権限のモードとして、すべて確認を取るAsk before edits、ファイル読み書きは自動でソフトのインストール時だけ確認するAccept edits、計画だけ立てて実行しないPlanモード、確認なしで全て実行するAutoモードが紹介され、最初はPlanモードで方向性を確認し、慣れてきたらAutoモードに切り替える運用が勧められました。
スマホからの操作についても解説がありました。「/remote-control」というスラッシュコマンドを打つとURLが発行され、そこからスマホのClaude Codeアプリでパソコン側のClaude Codeにチャット形式で指示を出せるようになります。ファイルそのものへのアクセスはできませんが、結果を見ながらやり取りしながら作業を進められる点が便利だと語られました。
サブエージェントについても説明されました。「/agents」コマンドで、メインの作業とは別に特定のタスクだけをこなすエージェントを作成でき、バグチェックや情報整理などの作業をメインの会話から切り離すことで、メインのコンテキストを汚さず、トークン消費も抑えながら並行して作業させられる仕組みだと解説されました。日本語で「こういう働きをするエージェントが欲しい」と伝えれば自動で設計してくれる機能も紹介されています。
スキルについても触れられました。スキルはCLAUDE.mdよりも具体的な手順書で、GitHub上で公開されているものをClaude Codeに読み込ませればすぐに使えるようになります。ただし中には攻撃的なコードが混入したものもあるため、GitHub上での評価(スター数)を確認して信頼できるものを使うべきだと注意喚起されました。しぶちょーは実例として、11 LabsのAPIを使い文字起こしデータをもとに無音区間を自動でカットする動画編集スキルを紹介し、ローカルのWhisperと組み合わせることも可能だと述べました。
最後に、Claude Codeと並行してOpenAI版にあたるCodexも導入しておくことが勧められました。同じ基本操作でどちらも使えるようにしておけば、片方が使えなくなった時にも乗り換えられるとされています。また簡易版としてローカルファイルを扱えるチャットUI「Claude Cowork」も紹介され、アプリ開発まではしないがファイル整理などの作業効率化をしたい人向けだと説明されました。
目次(タイムスタンプ)
- 0:00:00 オープニング、Claude Codeはホットトピック
- 0:03:35 かねりんが作ったもの、データ集約・メール代読・文字起こし自動化
- 0:06:13 200ドルプランも足りない、課金をペイする発想
- 0:10:25 今日のテーマはClaude Code基礎、説明書を読む読まない論争
- 0:12:05 CLAUDE.mdとは、メモリーファイルと200行の目安・グローバル/ローカル
- 0:15:40 スラッシュコマンド /init、モデル切替とエフォート・ウルトラシンク
- 0:19:59 モード切替、プランモードとオートモードの権限の違い
- 0:25:50 /remote-control、スマホから自分のパソコンに指示できる
- 0:33:28 サブエージェント、メインの会話を汚さず効率化する機能
- 0:43:54 スキルとGitHub、攻撃的なコードへの注意とスター評価
- 0:46:59 動画編集スキルの中身、ElevenLabs APIとローカルWhisperの比較
- 0:49:00 Geminiの捏造ホラー、GPT Image 2とAPIの落とし穴
- 0:52:06 VSコードで使うメリット、初心者が安心できる画面
- 0:56:25 Codex併用のすすめ、Claude Coworkとの違い
- 1:06:46 コミュニティでClaude Codeスレ、ラズパイとオープンClaudeの次の一歩
- 1:12:58 AI素人の肩書き問題、ダニング・クルーガーとG検定・E資格
- 1:21:19 フロー設計の時代と「神セット」スキルのClaude仕分け
- 1:27:36 Claude Code開発者と京都・味噌、「日本ゆかり」論をうがった目で
- 1:31:54 クロージング、毎週火曜は速報会・ハッシュタグ告知
今回の要チェックキーワード
- Claude Code
- Anthropic社が提供する、ターミナル上で動作し、コードの読み書きや自律的なタスク実行を行うCLIベースのAIコーディングアシスタント。
- スラッシュコマンド(Slash Commands)
- /init(初期化)や/clear(クリア)など、AIに対する特定の動作や設定変更をチャット入力から素早く指示するための機能。
- モード切り替え(Mode Switching)
- Shift+Tabキーで操作し、AIがファイル編集やコマンド実行を行う際の「ユーザーへの確認(承認)頻度」を切り替える機能。
- /remote-control
- ローカル環境で動いているClaude Codeのセッションを、スマートフォンや外部ブラウザなどから遠隔操作するためのコマンド。
- サブエージェント(Subagent)
- メインの会話とは独立したコンテキスト(記憶領域)と権限を持ち、大量のファイル処理などの専門タスクをメイン会話を汚さずに実行し、要約のみを返す補助AI。
- CLAUDE.md
- プロジェクト固有のコーディング規約やルールを記述しておくことで、AIが作業時に自動参照する「AIのためのユーザーマニュアル(プロジェクトメモリ)」として機能する設定ファイル。 —----------------------------
この回でわかること(Q&A)
CLAUDE.mdとは何ですか?
Claude Codeにおけるプロジェクトのメモリーファイルで、そのプロジェクトのルールや仕事の進め方を記録しておくものです。長くても200行程度にまとめるのがよいとされ、プロジェクト直下に置くとローカル優先で読み込まれます。
Claude Codeのプランモードとオートモードの違いは?
Planモードは計画だけを立てて実行はせず、内容を確認してから進められるモードです。Autoモードは確認なしで全て実行してしまうモードで、最初はPlanモードで方向性を確認し、慣れたらAutoモードに切り替える運用が勧められています。
Claude Codeのサブエージェントとは何ですか?
メインの作業とは別に、特定のタスクだけをこなすエージェントを「/agents」コマンドで作成できる機能です。バグチェックなどの作業をメインの会話から切り離すことで、メインのコンテキストを汚さず、トークン消費も抑えながら作業を進められます。
Claude Codeをスマホから操作する方法は?
パソコン側で「/remote-control」というスラッシュコマンドを打つとURLが発行され、スマホのClaude Codeアプリからチャット形式でパソコンのClaude Codeに指示を出せるようになります。ファイルそのものは見えませんが、結果を見ながらやり取りできます。
Claude CodeのスキルをGitHubから取得するときの注意点は?
スキルの中には攻撃的なコードが混入しているものもあるため、GitHub上でのスター数などの評価を確認し、信頼できるものだけを取り込むべきだと注意喚起されています。
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「おちつきAIラジオ」は、日々のAIトピックを現役のAIエンジニア(しぶちょー)と元刑事のポッドキャストプロデューサー(かねりん)がやさしく解説する対談番組です。