[5月26日:速報回]イーロンマスク敗訴の裏側!Grok連携やRay-Ban Metaなど最新スマートグラス事情を解説(ep.72)
おちつきAIラジオ 第72回(EP.072)/配信日: 2026.05.26/再生時間: 01:13:32
この回の概要
今回は毎週火曜日恒例の速報会として、この1週間のAIニュースをまとめて紹介する回です。Grokのサブスクとエージェント連携、サム・アルトマンとイーロン・マスクの訴訟の決着、Ray-Ban MetaやEven G2などのAIグラス、Google I/O 2026での発表、リスナーからの目安箱の質問への回答まで、幅広いトピックを扱っています。
最初に紹介されたのは、Grok(xAI)がAIエージェントのオープンクローと連携し、サブスク契約者であればAPIの従量課金なしにGrokを直接利用できるようになったというニュースです。以前はハーミーズエージェント経由でXの検索し放題プランが使えるという話題がありましたが、同様の仕組みがオープンクローでも使えるようになり、Xの検索を含めて定額でAIエージェントを活用できる幅が広がったと紹介されました。かねりんはこれを聞いて、ラズベリーパイの中にオープンクローを入れておけば、追加課金なしでX上の情報を収集し続ける「Xリサーチャー」的なエージェントが作れそうだと感想を述べています。
続いて、サム・アルトマンとイーロン・マスクの訴訟について、マスク側の敗訴が伝えられました。マスクはオープンAIが非営利団体としてスタートしたにもかかわらず営利化したことを訴えていましたが、アメリカの民事訴訟における時効(3年)が争点となり、マスクが2019年時点でオープンAIの営利子会社設立を知り得たにもかかわらず提訴が2024年だったため、時効成立と判断されたと説明されました。あわせて、日本の民事裁判が月1回程度の口頭弁論を重ねる形式であるのに対し、アメリカでは証拠開示に長い準備期間をかけたのち、数日間で集中的に審理・弁論を行う形式であることも紹介されています。
AIグラスの話題では、Ray-Ban Metaが5月21日に日本で発売され、価格は7万円台からであることが紹介されました。カメラとスピーカーを搭載し、見ているものについてAIに質問したり、写真や動画の撮影、通話や音楽再生ができる一方、撮影時にLEDが点灯・点滅して周囲に知らせる仕様であることから、しぶちょーとかねりんは職場や日常での使い勝手やプライバシー面での懸念を率直に語りました。対照的な例として、カメラを搭載せず、音声入力と文字表示に機能を絞った中国発のAIグラス「Even G2」も紹介されました。価格は10万円ほどとRay-Ban Metaより高額ながら、プライバシーへの配慮とメガネらしい自然なデザインからAI界隈のエンジニアに評価されていると語られました。
Google I/O 2026(5月19日開催)の発表内容にも触れ、すでにリリースされているGemini 3.5 Flashが、従来のProモデルに匹敵する性能を高速に発揮する点が紹介されました。上位モデルのGemini 3.5 Proは翌月の登場が予定されているとのことです。また、Googleも今秋にAIスマートグラス(オーディオグラス)を投入する計画があることが発表され、AIグラス市場が各社の参入で活気づいている状況が共有されました。しぶちょーは、レコーダーやAI機能が今後メガネのような常時身につけるデバイスに統合されていく可能性について私見を語りました。
番組後半では、リスナーからの目安箱への回答が行われました。音声入力についての質問には、この後の深掘り会で音声入力ソフトの比較を特集することを予告しつつ、かねりんは一部の音声入力アプリを試したものの反応が不安定でMac標準の音声入力に落ち着いたと語りました。また、前回の放送で使った「永年勤続」という言葉について、正しくは「終身雇用」であったとリスナーからの指摘を受けて訂正し、「ステークホルダー」という言葉も社内外どちらの関係者にも使える言葉であると補足しました。
そのほか、お便りコーナーではトランスフォーマーをテーマにした深掘り回のリクエストや、番組を聴きながらG検定に独学で挑戦し合格したというリスナーからの報告が紹介され、二人は合格を喜びつつ、現在準備中のG検定対策プログラムについても言及しました。しぶちょーは、講座を完璧に作り込もうとして詰め込みすぎていたことに気づき、ながら聴きでも理解できる補助教材として設計し直す方針に切り替えたと語っています。
目次(タイムスタンプ)
- 00:00 オープニング:しぶちょー東京の新スタジオからついに降臨!
- 01:03 GrokがOpenClawと連携!ラズパイで無限Xリサーチが可能に
- 04:30 しぶちょーのAIエージェント開発進捗と、コミュニティの近況
- 09:01 サム・アルトマンVSイーロン・マスクの裁判はマスク敗北へ
- 10:30 まさかの「時効成立」?OpenAI訴訟のあっけない幕切れ
- 17:38 AIグラス「Ray-Ban Meta」日本上陸!その実力は?
- 21:24 カメラ付きメガネは社会的にアウト?録画ランプとプライバシー問題
- 28:00 ギーク界隈で話題沸騰!引き算のAIグラス「Even G2」とは
- 34:30 メガネ型デバイスの未来と、自然なAIガジェットのあり方を考える
- 38:32 Google I/O 2026開催!爆速のGemini 3.5 Flash登場
- 43:30 AIスマートデバイス覇権争い!スマホはメガネに統合されるのか?
- 51:30 忖度なし!Plaud Note辛口レビューと理想のAIボイスレコーダー
- 01:10:59 エンディング:しぶちょーの髪型問題とポッドキャストレビューのお願い
この回でわかること(Q&A)
GrokがオープンクローのAIエージェントと連携すると何ができるようになる?
サブスク契約者であればAPIの従量課金なしにGrokを直接利用できるようになります。Xの検索機能も定額プラン内で使えるため、追加課金なしでX上の情報を収集するエージェントなどを構築しやすくなると紹介されました。
イーロン・マスクがサム・アルトマンを訴えた裁判はどうなった?
アメリカの民事訴訟における3年の時効が争点となり、マスク側が敗訴しました。マスクは2019年時点でオープンAIの営利子会社設立を知り得たにもかかわらず提訴が2024年だったため、時効成立と判断されたと説明されています。
Ray-Ban Metaはどんなことができる?
カメラとスピーカーを搭載したAIグラスで、見ているものについてAIに質問したり、写真・動画の撮影、通話、音楽再生ができます。日本では5月21日に発売され、価格は7万円台からとされています。ただし撮影時にLEDが点灯・点滅する仕様のため、職場などでの使い勝手やプライバシー面が課題として語られました。
Even G2はRay-Ban Metaとどう違う?
Even G2はカメラを搭載せず、音声入力と文字表示に機能を絞った中国発のAIグラスです。価格は10万円ほどとやや高額ですが、プライバシーへの配慮とメガネらしい自然なデザインからAI界隈のエンジニアに評価されていると紹介されました。
Google I/O 2026ではどんなAI関連の発表があった?
すでにリリースされているGemini 3.5 Flashが、従来のProモデルに匹敵する性能を高速に発揮する点が紹介され、上位モデルのGemini 3.5 Proも翌月の登場が予定されていると説明されました。またGoogleも今秋にAIスマートグラスを投入する計画が発表されています。
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「おちつきAIラジオ」は、日々のAIトピックを現役のAIエンジニア(しぶちょー)と元刑事のポッドキャストプロデューサー(かねりん)がやさしく解説する対談番組です。