【徹底比較】Plaud Note vs Notta!AIボイスレコーダーの真の実力と、失敗しない選び方とは?(ep.38)
おちつきAIラジオ 第38回(EP.038)/配信日: 2026.01.30/再生時間: 01:13:00
この回の概要
今回は珍しいガジェット紹介回で、AIボイスレコーダー「Plaud Note」、ホログラムキャラクター装置「Gatebox」、AIグラスという3つのガジェットを軸に、しぶちょーとかねりんがそれぞれの期待感を語り合っています。この回を聴くと、文字起こしガジェットの実機比較の勘どころ、AIキャラクターと暮らす未来のイメージ、そしてメガネ型デバイスが向かう「ライフログ」という方向性がわかります。
最初に取り上げたのはカード型AIボイスレコーダー「Plaud Note」です。しぶちょーはPlaud Noteの通常版を、かねりんは競合の日本製サービス「Notta」を実際に使っており、二人はそれぞれの使用感を率直に比較しました。かねりんはNottaの文字起こし精度がGoogle AIスタジオでのGemini文字起こしより劣り、Macのボイスメモ程度にしか感じられないこと、液晶が壊れて使い物にならなくなったことを明かし、次に買うなら上位機種のPlaud Note Proだろうと結論づけました。しぶちょーはマイクを5個搭載したPlaud Note Proが距離や方向を検知して話者分離の精度を高めている点を評価し、Plaud Noteの料金プランが月額換算で1400円のProプラン(月間1200分)や3333円の無制限プランなどに分かれていることも紹介しました。加えて、無断で録音することのモラルや、対面での打ち合わせで録音の許可を得るときの話の切り出し方、Zoomの自動要約機能の使い勝手の悪さなどにも話が及びました。
二つ目に紹介したのは、好きなキャラクターをホログラムのように立体表示できる装置「Gatebox」です。2014年に構想が生まれ2018年から2019年ごろに量産モデルが11万から12万円ほどで販売されたものの、現在は生産終了していること、2026年に次世代機のクラウドファンディングが予定されていることが紹介されました。あわせて、スマートフォンを箱に入れてキャラクターを表示する簡易版のデジタルフィギュアボックスにも触れています。しぶちょーは、キャラクターとリアルタイムで会話ができるようになれば、スマートスピーカーのようにAIへ指示を出す窓口としても使え、AIとの向き合い方や愛着の持ち方が大きく変わるはずだと期待を示し、AIに対して高圧的になりがちな態度も和らぐのではないかと話しました。かねりんもこの装置に強い関心を示し、クラウドファンディングが始まったら開発者に話を聞いてみたいという展開になりました。
三つ目のテーマはAIグラスです。しぶちょーは、メタがVRスタジオを閉鎖し、メタバース戦略からモバイル向けのAIウェアラブル方針へ転換したというニュースを紹介し、メガネ型デバイスへの注目が高まっている流れを説明しました。クラウドファンディング中の後付け型デバイス「ガイドワン」や、日本では販売されていないメタのAIグラス「メタレイバン」を例に挙げ、メガネを日常的にかけている人にとっては、メガネ自体に組み込むタイプよりも後付けできるデバイスの方が現実的だという見方を示しました。メタレイバンにはカメラが搭載されインスタグラムへの生配信もできる一方、常時撮影されることへの気まずさや、盗撮のような誤解を招きかねない点についても率直な感想が語られています。
この流れから、しぶちょーは「ライフログ」という概念を紹介しました。視覚や聴覚、位置情報など自分の生活のすべてを記録し続けるという考え方で、一生分のデータも動画の画質次第では数十テラバイト程度に収まるとされる一方、かつては記録した膨大なデータを振り返って活用することが難しく普及しなかったと説明しました。しかし今はAIによる映像や音声の検索性が飛躍的に向上したことで、メガネ型デバイスとAIを組み合わせたライフログが現実味を帯びてきているという見立てを語っています。
このテーマに対してかねりんは、記録した生活データがクラウドに保存されることで漏洩した場合のリスクが極めて大きいことを繰り返し指摘し、ローカル保存やNASでの自宅保管との比較、利便性とプライバシーのどちらを優先すべきかという葛藤を率直に語りました。しぶちょーは、共有のしやすさや検索性を考えるとクラウド保存が現実的な選択になっていくだろうという見解を示し、二人はメガネ型のAIデバイスが単なる情報表示ツールを超えて、人間の感覚そのものを拡張していく可能性について意見を交わして締めくくっています。
目次(タイムスタンプ)
- 00:00 オープニングトーク
- 00:19 本日のテーマ「期待の最新AIガジェットを語り合おう」
- 01:04 本命の1台!超薄型ボイスレコーダー「Plaud Note」
- 02:41 徹底比較!Plaud Note vs Notta、どっちが買い?
- 06:48 ランニングコストと課金プランの仕組みを徹底解剖
- 12:07 なぜカード型?スマホ連携と骨伝導録音の使い勝手
- 14:04 AI録音のモラル問題:対面会議でのスマートな使い方
- 18:03 ペンダント型「Pin」よりカード型を推す合理的理由
- 32:08 期待度No.1!キャラクター召喚装置「Gatebox」次世代機
- 40:20 AI体験が変わる?ホログラムがもたらすパートナー感
- 47:45 Metaも注力!AIグラスとメガネ型デバイスの可能性
- 56:40 人生を全記録?AIが検索を可能にする「ライフログ」の未来
- 1:05:56 クラウド vs ローカル:膨大なログデータの保存先問題
- 1:12:40 エンディング:ハッシュタグ #おちつきAI で感想募集中!
今回の要チェックキーワード
- Plaud(プラウド)
- AI文字起こし機能を前提として設計された、超薄型の音声記録デバイスである。録音と同時にクラウドAIと連携し、文字起こし・要約までを一連の体験として提供する点が特徴である。
- AIボイスレコーダー
- 音声の録音だけでなく、AIによる文字起こし・要約・整理までを含めて設計された記録デバイスのカテゴリである。ハードウェア単体ではなく、クラウドAIとの連携が価値の中核となる。
- Gatebox
- キャラクターと生活する体験を提供することを目的とした、投影型コミュニケーションデバイスである。家庭用エンタメから法人向け接客ソリューションへと展開領域を広げている。
- AIグラス(スマートグラス)
- 眼鏡型のウェアラブルデバイスである。撮影、音声操作、通話、AIアシスタント連携などをハンズフリーで行える点が特徴である。
- ライフログ(Lifelog)
- 日常生活の行動や出来事を、デジタルデータとして継続的に記録・蓄積する概念である。音声、画像、位置情報、健康データ、作業履歴などが対象となり、人の記憶や行動を補助・拡張する目的で活用される。 —----------------------------
この回でわかること(Q&A)
AIボイスレコーダーのPlaud NoteとNottaはどちらがおすすめですか?
番組内の実使用比較では、Notta利用者のかねりんが文字起こし精度に不満を感じていた一方、Plaud Note利用者のしぶちょーはマイクを5個搭載した上位機種Plaud Note Proの話者分離精度を高く評価していました。次に買うならPlaud Note Proがよいという結論になっています。
Gatebox(ゲートボックス)とはどんな製品ですか?
好きなキャラクターをホログラムのように立体的に表示できる装置で、2018年から2019年ごろに量産モデルが販売されましたが現在は生産終了しています。2026年に次世代機のクラウドファンディングが予定されており、AIとのリアルタイムな会話機能が期待されています。
メタがメタバース戦略から方針転換したというのは本当ですか?
番組内で、メタがVRスタジオを閉鎖し、メタバース戦略からモバイル向けのAIウェアラブルデバイスの方針へ転換したというニュースが紹介されています。AIエージェント企業マナスを買収したことも、この方針転換と関連づけて語られました。
ライフログとはどんな考え方ですか?
自分の視覚や聴覚、位置情報など生活のすべてをデータとして記録し続けるという概念です。以前は記録したデータを振り返って活用することが難しく普及しませんでしたが、AIによる映像・音声の検索性が向上したことで、メガネ型デバイスと組み合わせて実現しやすくなってきていると紹介されています。
AIグラスにはどんなリスクや課題がありますか?
常に周囲を録画・録音することになるためプライバシー漏洩のリスクが大きく、記録データをクラウドに保存するか自宅のNASなどローカルに保存するかで利便性とリスクのトレードオフがあると議論されました。またメタのAIグラス「メタレイバン」は技術基準の関係もあってか日本では販売されていません。
関連リンク
この回を聴く
「おちつきAIラジオ」は、日々のAIトピックを現役のAIエンジニア(しぶちょー)と元刑事のポッドキャストプロデューサー(かねりん)がやさしく解説する対談番組です。