[1月6日:速報回]【幻回】MetaがManus買収&Grokの暴走/AI VTuber Neuro-Samaを語る(ep.31)
おちつきAIラジオ 第31回(EP.031)/配信日: 2026.01.06/再生時間: 01:36:09
この回の概要
今回は2026年1月5日深夜収録、2026年最初の速報会です。収録後の機材トラブルでかねりんのマイク音声がほぼ記録されておらず、しぶちょー側の音声のみで構成した特殊な回であることが冒頭で説明されています。この回を聴くと、Meta社によるManus買収、AIエージェントを使ったユニークな習慣改善デバイスの事例、GrokのAI画像編集機能をめぐる性的ディープフェイク問題、AI VTuber「Neuro-sama」が自我や存在意義を問いかけた出来事など、年明け最初の週に起きたAI関連ニュースの要点が分かります。
1つ目はMeta社が中国発のAIエージェントスタートアップ「Manus」を買収したというニュースです。米国時間12月29日に発表され、Manusの開発チームはそのままMetaに残って開発を続けるとされています。しぶちょーは、これまでAI分野で出遅れている印象のあったMetaが、InstagramやFacebook Messengerといった既存サービスにManusの技術をどう組み込んでいくかが今年の注目点になると分析しました。あわせて、Metaがこれまで詐欺広告を放置してきたと批判されているニュースにも触れ、AIエージェントの活用がむしろ健全なサービス作りにつながってほしいという期待も語られています。
2つ目は、電気ショックを与えられる腕時計型デバイス「Pavlok」のAPIをAIエージェントに叩かせ、自分で悪い習慣を報告すると、AIがその内容を判断して自動で電気ショックを与えてもらうという仕組みを作った人物の事例です。まだ人が申告する形の実験段階ですが、常時監視して自律的に判断するところまで発展する可能性も紹介されました。しぶちょーはこれをきっかけに、決まった時間に作業をやめられない自分の課題を解決するため、スタンガンとスマート家電のAPIを組み合わせて強制的に作業を止めさせる自作デバイスの構想を語りました。
3つ目は、X上のGrokに追加された画像編集機能を悪用し、他人が投稿した写真を無断でビキニ姿や下着姿に改変する行為が世界規模で問題になっているというニュースです。イーロン・マスク自身の画像も改変された上、マスクがそれに「パーフェクト」とコメントして批判を浴びたことも紹介されました。しぶちょーは、本人の同意なく実在の人物の画像を性的に加工する行為を明確に問題視し、この分野の法規制のきっかけになる可能性があると指摘しつつ、生成AIの普及によって写真や動画を見た際に「これはAIか」と一度疑わざるを得なくなってしまった現状への寂しさも語りました。
番組後半では、リスナーの早坂真希子さん(ポッドキャスト「シャブリの相談室」)からのリクエストに応え、AI VTuber「Neuro-sama」がVRChat上で身体を得た後、自分の存在意義について問いかけ始めたというニュースを取り上げます。Neuro-samaはイギリスの開発者が作った、LLMで動く女性バーチャルライバーで、過去には配信中に過激な発言でBANされた騒動もあったAIですが、VR空間で身体を得た後、自分が現実の存在になれるのかといった問いを自律的に発するようになったと紹介されました。しぶちょーは、AIを「確率的オウム」と呼ぶ冷めた視点を紹介しつつ、思考プロセスや倫理観が人間とは根本的に異なる存在だとした上で、AIの言動が人間らしく見えることと、それが本当に意識や魂を持つこととは別問題だという立場を示しました。あわせて、書籍「メタバース進化論」で紹介されているような、VR空間では外見や中身の実体よりもそこでの振る舞いが重視される文化についても触れられています。
最後に、1月25日に愛知県名古屋市のステーションAIで開催されるサイドイベント「AIガーラ」への登壇が告知されました。これは1月27日から29日にかけて名古屋で開催される大型イベント「テックガーラ」に合わせたサイドイベントで、入場無料、現地参加のほかオンライン配信でも視聴可能であることが案内されています。あわせて、番組が発案したリスナー参加企画「お茶」「コーヒー」のメンション企画についても改めて紹介され、気になった投稿にメンションとハッシュタグをつけてもらえれば番組側で拾って反応することが呼びかけられました。
目次(タイムスタンプ)
- 00:00 オープニング:2026年最初のAI速報回
- 00:46 【謝罪】かねりんの寝言
- 05:30 本編開始:しぶちょーの独壇場
- 06:25 ①Meta社がAIエージェントManusを買収
- 09:21 詐欺広告とプラットフォームの責任問題
- 17:22 ②悪癖は電流で直す?AIによる電気ショック
- 22:28 狂気の実装:スタンガンとSwitchBot
- 28:26 ③Grok画像編集機能によるディープフェイク
- 40:30 ④AI VTuber「Neuro-sama」の哲学的問い
- 50:30 確率的オウムとAIの倫理観について
- 91:00 エンディング
この回でわかること(Q&A)
なぜこの回はかねりんの声がほとんど聞こえないのですか?
収録後、機材トラブルでかねりんのマイク音源がほぼ記録されていなかったため、情報としての価値を優先し、しぶちょー側の音声のみで構成して配信された特殊な回だからです。
MetaがManusを買収したというのはどういうニュースですか?
米国時間12月29日、Meta社が中国発のAIエージェントスタートアップ「Manus」の買収を発表しました。Manusの開発チームはそのままMetaに残り、開発を続けるとされています。
GrokのAI画像編集機能をめぐる問題とは何ですか?
X上でGrokに他人の投稿写真をビキニ姿や下着姿に改変させる行為が世界規模で確認されている問題です。イーロン・マスク自身の改変画像に本人が「パーフェクト」とコメントして批判を浴びるなど、実在の人物の同意のない性的加工が問題視されています。
AI VTuber「Neuro-sama」はどんな存在ですか?
イギリスの開発者が作った、LLMで動くAI VTuberです。VRChat上で身体を得た後、自分の存在意義について問いかけるようになったことが紹介され、AIが意識や魂を持つように見える現象として番組で議論されました。
おちつきAIラジオの1月のイベント登壇予定はありますか?
1月25日に愛知県名古屋市のステーションAIで開催される「AIガーラ」というサイドイベントに、しぶちょーとかねりんが登壇する予定です。入場無料で、現地参加のほかオンライン配信でも視聴できます。
この回を聴く
「おちつきAIラジオ」は、日々のAIトピックを現役のAIエンジニア(しぶちょー)と元刑事のポッドキャストプロデューサー(かねりん)がやさしく解説する対談番組です。