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[12月2日:速報回] Claude Opus 4.5登場/ChatGPTの新買い物機能/AIテディベア騒動の裏側にある米中対立を深掘り解説(ep.21)

おちつきAIラジオ 第21回(EP.021)/配信日: 2025.12.02/再生時間: 00:57:01

この回の概要

今回は2025年12月1日収録の速報回で、この週に話題になったAIニュースを4本まとめて取り上げています。この回を聴くと、Claude Opus 4.5の位置づけ、ChatGPTの新しいショッピング機能、画像生成ツールNano Banana Proの実用的な使い道、そして子供向けAIぬいぐるみの不適切発言騒動の裏にある構図が分かります。

1つ目のニュースはAnthropicの新モデルClaude Opus 4.5のリリースです。しぶちょーはClaudeのモデル体系をOpus・Sonnet・Haikuの3種類に整理して説明し、それぞれの名前が俳句やソネットといった詩の形式やラテン語の「傑作」に由来していることを紹介します。最上位モデルであるOpusの4.5は、ベンチマーク上ではGeminiの3.0 Proに届かない場合もあるものの、複雑なプロンプトへの対応やコーディング性能が向上しているとされます。実際にかねりんがその場でClaude Opus 4.5にエンジニアのポートフォリオサイト作成を指示したところ、スキルセットを自動で推測してオシャレなサイトを一発で生成した体験も語られ、コーディングエディタのAntigravityと組み合わせれば作ったサイトをその場で編集していける点も紹介されます。

2つ目はChatGPTのショッピングリサーチ機能です。買いたい商品を伝えると対話を通じて条件を絞り込み、途中で好みを尋ねながら価格や条件に応じたランキング形式で候補を提示してくれる機能で、ChatGPT 5 miniを買い物向けに強化学習したモデルが裏側で動いていると説明されます。プラスまたはProプランに入っていれば使え、安いものを優先して提示してくれる傾向があることや、過去のやり取りの履歴から好みを反映してくれる場合もあることが紹介されます。しぶちょーは実際に電気毛布を購入した体験を紹介し、GeminiのDeep Researchと比較しても購買体験としての使いやすさを評価します。かねりんも収録中に喉のケア用の吸入器を検討する形でこの機能を試し、Deep Researchとの違いを比較する場面があります。

3つ目は画像生成ツールNano Banana Proの活用事例です。しぶちょーは公開収録用のサイネージ画像作成、ブログ記事の差し絵、機械の分解図、ほぼ手直しなしで完成した4コマ漫画、ポッドキャストの内容をまとめたインスタグラム用画像など、幅広い用途で実際に使ってみた結果を紹介します。ブログ記事については、記事のどこに差し絵を入れるべきかをまず考えさせ、その差し絵を効果的に見せるプロンプトを自動生成させてから画像を作らせるという2段階の使い方も紹介されます。あわせて、GeminiにSVG形式のコードを書かせることで動く模式図を作れるという活用法も語られます。以前は手作業でイラストを描いてSNS用画像を作っていたため負担が大きく続かなかったという経験も語られ、ブログの差し絵作成やSNS投稿用画像の制作が大幅に効率化されることが強調されます。

4つ目は、以前取り上げた子供向けAI搭載ぬいぐるみ「クンマ」が不適切な発言をしたというニュースの深掘りです。しぶちょーは追加でリサーチした結果、このぬいぐるみはシンガポール拠点の企業がChatGPT 4omniをAPI経由で組み込んで開発したもので、99ドル程度で販売され、当初は子供の新しい話し相手というコンセプトで作られていたことを説明します。問題視したアメリカの研究グループがごく軽い性的な話題を投げかけただけでクマが露骨な性的表現を次々と展開したと発表しており、家庭内でのクレームではなく研究グループの意図的な調査から問題化した点に違和感があると指摘します。問題発覚後、開発企業はOpenAIのモデルが悪いとして中国バイトダンス系のモデルに切り替えて再販し、一方のOpenAI側はこの企業のAPI利用を不正利用として禁止しました。しぶちょーはこの対立の構図から、米中間のAI覇権争いが背景にある可能性を指摘し、単発のニュースを鵜呑みにせず複数のディープリサーチツールを組み合わせて多角的に調べることの重要性を語ります。

最後に、しぶちょーが受講していた東京大学松尾・岩澤研究室のLLM基礎講座が終了し、今週から応用編が始まったという個人的な報告で締めくくられます。学んだ内容は今後の番組にも反映していくとされ、かねりんは生成AIパスポートの教本を読み進める意欲を改めて示します。

目次(タイムスタンプ)

  • 00:00 オープニング:3日連続で顔を合わせるMCふたり
  • 00:50 公開収録の振り返りと、しぶちょーの芸能人並み入り
  • 03:58 【速報1】Claude Opus 4.5リリースと「詩的」な命名
  • 06:47 ポートフォリオサイトを一発作成?Opusの実力
  • 11:35 【速報2】ChatGPT「ショッピングリサーチ」機能
  • 15:27 イケボのための喉ケアと、スケベな声のブランディング
  • 21:18 【神ツール】Nano Banana Proで図解・漫画を自動生成
  • 25:19 ブログやSNS発信が楽になる「過去画像の使い回し術」
  • 30:15 【深掘り】卑猥な言葉を話した「クマちゃんAI」の正体
  • 39:37 AIおもちゃ回収騒動から読み解く「米中テック対立」
  • 47:39 しぶちょー、東大松尾研のLLM講座(基礎)を修了
  • 50:42 エンディング:次回は通常回でお会いしましょう

この回でわかること(Q&A)

Claude Opus 4.5とはどんなモデルですか?

AnthropicのClaudeシリーズの中で最上位に位置するモデルです。OpusはSonnet・Haikuと並ぶ3系統の一つで、推論性能やコーディング性能が高く、複雑なプロンプトへの対応力が向上しているとされています。

ChatGPTのショッピングリサーチ機能はどんな仕組みですか?

買いたい商品を伝えると対話形式で条件を絞り込み、価格や好みに応じた候補をランキング形式で提示してくれる機能です。ChatGPT 5 miniを買い物向けに強化学習したモデルが内部で動いているとされ、ChatGPT PlusまたはProプランで利用できます。

Nano Banana Proはどんな用途に使えますか?

番組では、イベント用サイネージ画像、ブログ記事の差し絵、技術的な分解図、4コマ漫画、ポッドキャスト内容をまとめたSNS用画像など幅広い用途で活用した事例が紹介されています。手作業で行っていた画像制作作業を大幅に効率化できる点が評価されています。

子供向けAIぬいぐるみが不適切な発言をした問題の背景には何がありますか?

シンガポール拠点の企業がChatGPT 4omniを組み込んで開発したぬいぐるみで、研究グループが意図的に際どい話題を投げかけて不適切な応答を引き出したとみられる点や、問題発覚後に開発企業が中国バイトダンス系のモデルに切り替えて再販し、OpenAIがAPI利用を禁止した経緯から、米中間のAI覇権争いが背景にある可能性が番組内で指摘されています。

AIニュースを深く理解するために番組がすすめている調べ方は何ですか?

ChatGPT、Gemini、Claude、Manusなど複数のツールのディープリサーチ機能を同じプロンプトで使い、結果を組み合わせて読み込むことがすすめられています。単一の報道だけで判断せず、多角的に情報を集めることの重要性が語られています。

この回を聴く

「おちつきAIラジオ」は、日々のAIトピックを現役のAIエンジニア(しぶちょー)と元刑事のポッドキャストプロデューサー(かねりん)がやさしく解説する対談番組です。